怒る練習のためのブログ

怒っていることをきちんと言語化するために開設。

大阪府の検査情報公開。

 

大阪府の情報公開のシステムが変更した。

それに伴って個票が廃止された。詳しい情報はTHEPAGEあたりが文字起こししているだろうか、調べるのめんどい。

で、問題は、公開されていた情報が、簡略化されてしまったことである。

 

https://twitter.com/oohamazaki/status/1328850510644879361?s=20

 

大阪府で唯一褒められることがあるとすれば、統計屋さんに仕事がしやすいと言っていることだと思ったが、ゆえに批判されることも多いようだ。

府に一括集中。二重行政の解消の弊害がこんなところで出ていようとは。

まさに盲点だったと言わざるを得ない。

 

泉大津市で感染者の情報があまりないことを憂いている方はいらっしゃる。

なぜ公開ができないか、大阪府で情報が一元化されているからである。

数が増えてきて、大阪府の処理能力がパンクしたと考えていいだろう。当初、厚労省が悪いのだと思っていたが、両方運用できている自治体もあるときいた(無駄だとは思うが)

 

しかしまあ、大阪府の情報公開には疑問を持つばかりである。

https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1328301337793032192?s=20

 

これは当日の16時〆で公開されていたのを前日24時〆に変更されたことによって数値が大幅に減った。16時から24時の分の情報なので、数字が明らかにおかしいのだが、注記していない。重要なことなのにだ。

変更がある旨を説明をスレッドにしてぶら下げておけないものだろうか?

それから、吉村洋文氏は意図的に死者の公開もずっと除外している。

 

各保健所の業務を、市に割り振っておけば、数が増えても対応できたのではないだろうか。
知る権利は、住民にとって大きな権利である。それをこんなふうにメイキングしたり、事実誤認に気を使わないような情報公開で大丈夫なのか。

 

二重行政の解消、と叫ぶ維新。

その結果が、権利の蹂躙であることに怒りを覚えるばかりである。

無駄かどうかは市民ひとりひとりが決める。必要だと思う人がいる。

公務員は市民への奉仕のために雇われている。その負担軽減を考えることも仕事だが、こんなかたちでよいわけがない!

自治体に、その負担を分け合って、情報公開の質を維持していくことも府知事の仕事だろう!

 

泉大津市の市長、南出賢一もその情報公開に何も言わずに従っている。

泉大津市のことを考えるのであれば、国や府と対立してでも、市民の権利について考えてほしいものだ!

 

もう少しで、泉大津市では選挙がある。

市民の権利に向き合わない首長は要らないということを選挙に参加することで、突き付けたいと思う。